『【福岡の居酒屋スタッフブログ】福岡のご当地グルメ“やきとり”の特徴

“やきとり”は、福岡県民にとってソウルフードと呼ぶにふさわしいご当地グルメです。
また、福岡のやきとりは、皆さんが知っているやきとりとは少し違う特徴を持っています。
ここからは、今後福岡に訪れる方に向けて、一般的なやきとりとどこが違うのかについて解説したいと思います。

豚肉や魚介類も含まれる

福岡のやきとりにおける一番の特徴といえば、やきとりという名前にも関わらず、使用する具材に豚肉や魚介類も含まれるところでしょう。
福岡のやきとりのメインとなる具材は“豚バラ”であり、他にも以下のような具材がポピュラーなものとして取り扱われています。

・豚足
・牛サガリ
・ししゃも など

塩焼きで提供されることが多い

一般的なやきとりは、タレか塩を選ぶというスタイルですが、福岡のやきとりはそのほとんどが塩焼きで提供されます。
一切タレを使用しないというわけではありませんが、皮やレバーなど用途は比較的限られているため、初めて福岡でやきとりを食べる方は、少しビックリするかもしれません。

無料でキャベツが提供される

福岡のやきとり店では、最初にキャベツが提供されます。
具体的には、大皿に入った大盛のキャベツで、ぶつ切りにされたものに酢醤油がかかっています。
これは、ほとんどの店舗で食べ放題であり、なくなれば追加してもらえます。
もちろん、料金には含まれません。

ネギマにはタマネギが使用される

一般的なネギマは、鶏肉の間にネギが挟まっているものであり、これが一番好きだという方も多いです。
一方、福岡のやきとりにおけるネギマでは、ネギではなくタマネギが使用されます。
この文化は、福岡では戦後まもなくから一般的となったもので、ネギに比べて水分量が多いため焦げにくく、やきとりの焼け具合をはかるのにちょうど良いことがタマネギを挟む理由とされています。

ドイツ語に由来するメニューが多い

福岡のやきとりは、以下のようにドイツ語に由来する名前のメニューが多いです。

・ダルム(小腸)
・ハルツ(心臓)
・せんぽこ(動脈)
・タング(舌) など

これは、九州医学専門学校(現・久留米大学)の医学生が、やきとりをドイツ語で注文したからだと言われています。

まとめ

ここまで、福岡のソウルフードであるやきとりの特徴を見ていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
福岡でやきとりを食べたいと思っている方は、これらの知識を前もって知っておき、準備万端の状態で臨みましょう。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!

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