その地域ならではの個性的な食べ物は、旅の思い出を大いに彩ってくれます。
もちろん、食べ物が美味しければ、その旅行はより印象に残りますよね。
九州は、そのような個性的な食べ物の宝庫です。
ここからは、ぜひ食べていただきたい九州の個性的な漬物をいくつか紹介します。
寒漬
寒漬(かんづけ)は、熊本の個性的な漬物です。
大根を塩漬けにした後、寒風にさらし木槌で叩いて平たく伸ばし、それを春頃まで繰り返し密封して発酵させたものです。
芦北・水俣地方の特産品として古くから知られ、独特の製法で寒干しし、醤油と調味料で漬け込んでいるため、奥深い味わいが楽しめます。
各家庭で漬け込む場合は、使う醤油や漬け汁の配分が異なるため、それぞれに家庭の味があり、昆布や生姜、酒などで独自の味付けをする場合もあります。
ちなみに、12月~1月の厳冬の頃に漬けられることが“寒漬”という名前の由来です。
パパイヤ漬け
パパイヤ漬けは、鹿児島・奄美地方の漬物です。
南国のフルーツというイメージのパパイヤは、そのままフルーツとして食べるばかりか、奄美地方では昔から漬物にして食卓やお茶請け、酒のつまみとして親しまれています。
また、奄美のいたるところで栽培されているパパイヤは、そのほとんどが漬物になると言われています。
醤油と砂糖で作ったタレに漬け込んだパパイヤは、シャキシャキとした歯ごたえを残しており、奄美の郷土料理である“鶏飯”には必ず添えられます。
甘さはなく、さっぱりとした味が後を引きます。
水田ごぼうの漬物
水田ごぼうの漬物は、熊本・菊池市の個性的な漬物です。
名水どころとして知られる菊池市は、その清き水系の恵みを受けた米どころでもあり、“水田ごぼう”は、水田で米を収穫した後の裏作として栽培されるごぼうです。
水分を多量に含んだ土壌で育つため、色が白く柔らかいという特徴があり、香り高くきめ細やかな繊維質が豊富なことから、今や菊池の名産品となっています。
この菊池の水田ごぼうを醤油ベースの漬物にしたのが、水田ごぼうの漬物です。
ごぼう本来の風味を残したあっさりした風味と、独特の食感がうれしい一品です。
まとめ
ここまで、個性的な九州の漬物をいくつか紹介してきましたが、気になる一品はありましたか?
当店貴月でも、博多骨折り餃子や煮込み炙り豚足、手羽先や博多もつ鍋など、旅の思い出を彩ってくれる魅力的な料理を多数提供させていただいております。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!