【福岡の居酒屋スタッフブログ】九州地方の変わった郷土菓子

九州地方には、そのエリアでのみ作られる、あるいは販売される変わった郷土菓子がたくさんあります。
また、それらは決して食べられる機会が多いものではないため、もしチャンスがあれば、一度味わってみてください。
今回は、いくつか代表的なものを紹介しますので、九州旅行の参考にしていただけると幸いです。

みょうが饅頭

みょうが饅頭は、熊本の宇城、八代地方で作られる郷土菓子です。
餡子を白玉団子で包み、みょうがの葉で包んで蒸したものであり、初夏になると一般家庭でよく作られます。
食べる際に、包んであるみょうがの葉を剥くことから、“皮はぎまんじゅう”とも呼ばれていて、優しい甘さとみょうがの豊かな香りが食欲をそそります。
現在は、地元のスーパーマーケットや農業協同組合の店舗でも市販されているため、5~9月ごろに熊本を訪れれば、食べられる可能性は十分にあります。

牛蒡餅

牛蒡餅(ごぼうもち)は、長崎・平戸市の郷土菓子です。
大島糖(黒砂糖)あるいは上白糖とうるち米の米粉から作った餅に、芥子の実をまぶして作る独特な菓子で、“牛蒡餅”という名前ながら、ゴボウは使用されていません。
色と形がゴボウに似ていることが、名前の由来です。
かつては、黒砂糖のみを使用したものが陳信流の茶席で提供されていましたが、現在は土産用としても製造・販売されるようになっています。
また、店舗によってはヨモギを使用したものなど、いくつかの種類を提供していることもあり、素朴な味わいとモチモチの食感が人気を博しています。

がじゃ豆

がじゃ豆は、鹿児島・奄美大島の郷土菓子です。
ピーナッツ等のナッツ類に黒砂糖をコーティングした豆菓子で、正確には奄美の製菓会社である“喜久屋がじゃ豆本舗”の商品のみを“がじゃ豆”といいます。
製造業者によっては、“ガジャマル豆”や“ガジュマル豆”、“黒糖からみ豆”など、さまざまな呼称が用いられます。
奄美群島や鹿児島本土の一部では、黒砂糖のブロックと並び、お年寄りのお茶請けの定番となっていて、ゴツゴツとした黒砂糖とナッツの絡み具合は絶妙です。
奄美空港や鹿児島空港、鹿児島市内の物産ショップ等で取り扱われています。

まとめ

ここまで、九州地方の一風変わった郷土菓子を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
美味かつ個性的なお菓子に興味があるという方は、ぜひ販売されている店舗を巡ってみてください。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!

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