【福岡の居酒屋スタッフブログ】変わった名前の九州銘菓

九州には、味もさることながら、そのユニークな名称で観光客を惹きつけるお菓子が数多くあります。
皆さんも、やはり少し変わった名前のお菓子が店頭に並んでいると、ついつい目が行ってしまうでしょう。
ここからは、変わった名称で、なおかつ美味しい九州銘菓を紹介したいと思います。

成金饅頭

成金饅頭は、福岡・直方市の銘菓です。
鉱工業が盛んだった数百年前の筑豊において、財を成して成金となり、地元で炭鉱王と呼ばれた貝島太助という人物が名付けたことが、名前の由来とされています。
饅頭という名前がついていますが、どら焼きの一種ともいえる銘菓であり、モチモチとした弾力のある生地に、しっとりした白餡が入っています。
また、現在は直系9cmほどのものが販売されていますが、元々は20~30cmの大きなものであり、地元では“丸くおさめる”という意味で、縁起物として贈答用、結婚式の引き出物などにも用いられています。

朝鮮飴

朝鮮飴は、熊本の銘菓です。
求肥飴の一種であり、もち米と水飴、砂糖を独自の製法でこね合わせ、長方形に型切りし、片栗粉をまぶしています。
上品な甘さとモチモチした食感を持ち、滋養豊かで日持ちするのが特徴です。
元々は、“長生飴”や“肥後飴”と呼ばれていましたが、肥後国の城主であった加藤清正が、この飴を兵糧目録に入れて朝鮮半島へ出兵し、そこで英気を養うのに役立ったことから、朝鮮飴と呼ばれるようになりました。
また、明治時代には諸大名への贈答品として用いていたことのあり、大久保利通は朝鮮飴について、「透明にして風味甘美」「製法老熟の妙あり」と評しています。

かれい最中

かれい最中は、大分・日出町の銘菓です。
日出町特産の高級魚である“城下かれい”の形を模した最中で、中には粒餡がギッシリと詰まっています。
また、1988年には、“第21回全国菓子大博覧会”において、通商産業大臣賞を受賞している商品であり、見た目のインパクトも抜群です。
ちなみに、当商品は、城下かれいの名のもとになった日出城跡の近くに店舗を構える和菓子店“笑和堂”が製造・販売するものであり、皮の部分には屋号の笑和を表す“〇(わ)”に囲まれた“笑”の文字がかたどられています。

まとめ

ここまで、少し変わった名称の九州銘菓を3つほど紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
名前や見た目、味などがユニークで、なおかつそれが美味しいものであれば、お土産としてはこの上なく適している商品だといえます。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!

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