九州の各エリアでは、生産者さんが丹精込めて育てた、さまざまな柑橘類が販売されています。
また、同じ柑橘類でも、エリアによって当然生産される品種は異なりますし、どれも個性があって魅力的です。
ここからは、九州の中でも福岡、熊本、鹿児島の柑橘類について解説したいと思います。
福岡の柑橘類
福岡の柑橘類はどれも果汁たっぷりで、甘さが際立っています。
これは、“シートマルチ栽培”という技術が用いられているのが大きな理由です。
シートマルチ栽培は、透湿性シートで園地の土壌表面を覆って雨水を防ぎ、土壌中の水分を蒸散させて土壌を乾かし、糖度を上げるという技術です。
また、栽培される種類が多いのも福岡の柑橘類の特徴で、みかんやネーブル、伊予柑やはっさく、清見やポンカンなど、その種類は10を超えています。
中でも、甘酸のバランスが絶妙なブランドみかんである“博多マイルド”は有名です。
熊本の柑橘類
熊本も福岡と同じく、柑橘類の種類が豊富です。
中でも、“不知火”というデコポンは、国内生産量の大半を占めている特産品として有名です。
その他、グレープフルーツほどのサイズで、横に大きくどっしりとした形状の“甘夏”は、甘味と酸味のバランスが程良く、喉が渇いたときに食べると、まるでジュースを飲んだかのような潤いを与えてくれます。
また、皮のほろ苦さと果汁の甘さが特徴の“金柑”、柑橘類の中でも群を抜いて大きなサイズを誇る“晩白柚(ばんぺいゆ)”、丸くつややかな“パール柑”など、珍しい種類の柑橘類も見逃せません。
鹿児島の柑橘類
鹿児島の柑橘類で有名なのは、夏が旬の“ハウスみかん”と、冬が旬の“春姫”です。
日置や出水、曽於地区で栽培されるハウスみかんは、お中元商材としての人気が高く、特に人気の品種である“ハウスパンダリン”は、食味、見た目ともに優れた商品です。
また、JA南さつまの金柑である春姫は、ハウス栽培の金柑の中でも、糖度16度以上、Lサイズ以上、果実全体が濃いオレンジ色で覆われているなど、数々の基準をクリアしたものだけを出荷しています。
生のまま食べても甘くて美味しいため、ぜひ一度味わっていただきたいですね。
まとめ
ここまで、九州各地の柑橘類における特徴を見ていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
九州に訪れた暁には、皆さんがまだ味わったことのない柑橘類にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!