福岡の居酒屋スタッフブログ】全国の変わったご当地鍋

福岡のご当地グルメの1つに、“もつ鍋”が挙げられます。
鍋にして食べることで、内臓肉であるもつのクセを和らげることができ、その食感とにじみ出る美味しさは唯一無二です。
今回は、福岡のもつ鍋のように、少し変わった具材が使用されている全国のご当地鍋をいくつか紹介します。

きじ鍋

きじ鍋は、三重県のご当地鍋です。
およそ1haの野外放飼場で飼育されたキジを素材にした、紀和町の名物であり、脂身が少なく、あっさりした味が好評です。
昆布とかつお節の出汁に、キジ肉、白菜、ネギ、ニンジンなどの野菜を入れることで、キジ肉の適度な柔らかさと風味が一層際立ちます。
また、キジ肉は、鶏肉よりもカロリーが少ない反面、タンパク質が多く、ミネラル(特にリン、カリウム)やアミノ酸も多く含んでいるため、野菜や穀物類とあわせて食べると、一層バランスの良い健康食材となります。

大和鍋

大和鍋は、奈良の少し変わったご当地鍋です。
奈良が平城遷都1,300年に向け、“奈良のうまいもの”として創作した料理の1つで、鶏と豆乳仕立てのスープに、揚げた大和芋が入るのが特徴です。
他にも、素麺や白菜、ニンジンなどが入っていて、すりおろしてから揚げた大和芋から、旨味と香りが出て食べやすくなっています。
ちなみに、大和芋は、キメが細かく粘りが強いのが特徴で、奈良に多いことからその名が付いています。
特に、御所市は江戸時代から栽培されてきた歴史があり、古くから産地として知られています。

ばばあ鍋

ばばあ鍋は、鳥取のご当地鍋です。
通称“ばばあ”と呼ばれる“タナカゲンゲ”という深海魚を用いた鍋料理で、冬の季節になると、松葉ガニ漁の網にかかったものが、珍味として市場に並びます。
一昔前までは、見た目のグロテスクさから一般的には敬遠され、漁師にしか食べられていませんでしたが、近年の調査によって皮にコラーゲンが含まれていることがわかり、美容・健康ブームと相まって、一躍人気素材となりました。
柔らかくクセのない食感の白身魚で、煮汁に馴染みやすい上に、同じ白身魚であるタラよりも身がしっかりしているため、煮崩れを起こしにくく、鍋料理には最適とされています。

まとめ

ここまで、全国の少し変わった具材を使用したご当地鍋を紹介しましたが、気になるものはありましたか?
当店貴月でも、特選博多和牛の厳選したもつを楽しめる、美味しいもつ鍋を提供させていただいております。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!

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