九州には、極細ストレート麺の“長浜ラーメン”、ニンニクチップが入った“玉名ラーメン”など、麺や具材が特徴的なご当地ラーメンが数多くあります。
また、このようなラーメンは九州以外にもあり、それぞれが独自のスタイルを貫いています。
ここからは、麺や具材にこだわった全国のご当地ラーメンを3つほど紹介します。
米沢ラーメン
米沢ラーメンは、山形・米沢市のご当地ラーメンです。
鶏ガラと煮干しを使用した、飽きの来ない醤油味のスープと、多加水の手もみ縮れ麺が特徴です。
1920年頃、中国人が始めた屋台が米沢ラーメンの原型とされていて、現在では米沢市内だけで100店舗以上のラーメン店が軒を連ねています。
また、米沢ラーメンの歴史と文化の発展を目的に設立された“米沢伍麺会”は、米沢ラーメンを商標登録し、多加水製法による手もみ縮れの細麺といった製造規格も策定しています。
気仙沼らぁめん
気仙沼らぁめんは、宮城・気仙沼市のご当地ラーメンです。
気仙沼市の地域特性が存分に反映されたラーメンで、サンマの香油を効かせたものや、特産品であるフカヒレを乗せたものなどが提供されています。
“気仙沼コンベンションビューロー協議会”が主催した“地域特性を生かしたラーメン作り”がきっかけとなり、市内の7店舗によって共同で開発されました。
また、気仙沼市は漁業が盛んであり、特にサンマやフカヒレなどは多く取れるため、そういった食材を有効活用するために生まれたラーメンといっても過言ではありません。
亀山ラーメン
亀山ラーメンは、三重・亀山市のご当地ラーメンです。
牛骨から取った出汁に、大豆や麦、米などの味噌がブレンドされたスープと、三重県産の小麦粉“ニシノカオリ”から作ったコシのある中太麺が使用されています。
また、具材には地元で採れるヒラタケ、ハタケシメジ、ハナビラタケという珍しいキノコを使用していて、これが独特の食感を生んでいます。
つい数年前まで、三重県にはご当地ラーメンが存在しませんでしたが、2013年に亀山商工会議所が中心となって、この亀山ラーメンが開発されました。
現在では、インスタント麺が全国発売されるほどの人気と認知度を獲得しています。
まとめ
ここまで、麺や具材に強いこだわりを持つご当地ラーメンを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
その地域の特産品を味わえたり、他にはない独自の作り方を採用したりしているご当地ラーメンは、きっと皆さんの舌を満足させてくれることでしょう。
福岡市南区でラーメン屋をお探しの方は、麺や貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!