福岡で生産されている果物と聞くと、多くの方がブランドいちごの“博多あまおう”を思い浮かべるでしょう。
ただ、福岡では、いちご以外にもさまざまな果物が生産されており、どれも非常に評価が高いです。
ここからは、福岡で生産されている、いちご以外の果物の特徴について解説します。
福岡で生産されている果物の特徴①福岡ぶどう
あまり知られていないかもしれませんが、福岡はぶどうの生産がとても盛んな県であり、生産量は全国5位を誇っています。
西南暖地の特徴と、盆地の昼夜温度の寒暖差を活かして作られた福岡ぶどうは、とても高品質に仕上がっています。
主な栽培品種には、ぶどうの王様とも称される“巨峰”、大粒で酸味が少ない“ピオーネ”、皮ごと食べられるパリッとした歯ごたえが特徴の“シャインマスカット”などがあります。
福岡で生産されている果物の特徴②福岡かんきつ
福岡では、かんきつ類も多く生産されています。
中でも温州みかんは有名で、福岡のみかんは、1年中食べられるようにリレー販売できる産地づくりがされています。
高糖度で食味のバランスが良い“北原早生”や、100年以上の歴史を持つ“宮川早生”などが主な品種です。
また、その他の福岡で生産されているかんきつ類には、デコポンや伊予柑、日向夏や甘夏などがあります。
福岡で生産されている果物の特徴③福岡いちじく
福岡はいちじくの生産量も多く、全国2位を誇っています。
福岡いちじくは、年間を通して長い期間販売されるのが特徴で、甘みと酸味のバランスが良い“蓬莱柿”、ほど良い甘みとさっぱりした風味が特徴の“桝井ドーフィン”、強い甘みとなめらかな舌触りが特徴の“博多とよみつひめ”などが生産されています。
福岡で生産されている果物の特徴④福岡かき
福岡は全国1位の甘柿産地であり、かき全体でも全国3位の生産量を誇ります。
また、福岡かきは、さまざまな品種をリレーしながら、9~2月頃まで長期に渡り、違った品種を楽しめます。
どれも西南暖地という好条件の中で、陽の光をたっぷり浴びて育った赤くて美味しいかきであり、主な品種には、“西村早生”、“伊豆”、“早秋”、“早生富有”などがあります。
まとめ
ここまで、福岡で生産されている、いちご以外の果物の特徴について解説しました。
福岡には、まだまだ皆さんが知らないグルメや名産品がたくさんあります。
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