“九州=お酒”というイメージが強い方は、地元出身の方以外にもたくさんいるかと思います。
これは間違いではなく、実際焼酎やビールなどを中心に、数々の美味しいお酒が九州から送り出されています。
今回は、なぜ九州でこれだけ美味しいお酒が造られているのかについて解説したいと思います。
気候が良い
九州で造られる魅力的なお酒の1つに、焼酎が挙げられます。
焼酎造りには、主に黒麹が使用されますが、これは暖かい場所で育ちやすいとされています。
ご存知の通り、九州はどのエリアも比較的温暖な気候であり、黒麹が活発に育つことから、美味しい焼酎が多く造られています。
近年は、焼酎造りの技術がめまぐるしく発達しているため、気候の影響は少しずつ減少しているものの、そもそも九州に焼酎の蔵元が多く存在するのは、温暖な気候を求めて多くの造り手が集まったからだと言われています。
原料がよく獲れる
焼酎と聞いて皆さんが思い浮かべるのは、なんといっても芋焼酎と麦焼酎の2種類でしょう。
これらの焼酎には、当然名前の通りサツマイモや大麦が使用されますが、九州はこれらの原料がよく獲れます。
サツマイモは、名前の由来が鹿児島の薩摩であることからもわかるように、特に鹿児島の収穫量が多く、実に日本全体の35%を占めています。
また、大麦(二条大麦)に関しても、日本全体の収穫量のうち、およそ55%を九州地方の各エリアが占めているというデータがあります。
水が美味しい
九州は、ビール工場が多いことでも有名です。
また、各ビールメーカーが工場の場所を決める際の重要な要素としては、“水が美味しい”ということが挙げられます。
九州の名水処としては、福岡の博多や朝倉、大分の日田、熊本などが挙げられますが、これらの場所には日本の4大ビールメーカー(アサヒ、キリン、サッポロ、サントリー)の工場があります。
これは、多くの企業に「九州の水は美味しい」と認められている証と言えるでしょう。
ちなみに、九州にある大手ビールメーカーの工場は、すべて交通アクセスに優れた場所にあり、工場見学などをしたい方にとっては大きな魅力です。
まとめ
ここまで、九州で美味しいお酒がたくさん造られる理由について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
恵まれた風土を持つ九州からは、焼酎やビールを中心に、今後も魅力的なお酒がどんどん誕生していくことでしょう。
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