九州土産として、お菓子を購入して帰るという方はとても多いでしょう。
また、せっかくお菓子を買って帰るのであれば、いわゆる“銘菓”と呼ばれるものを買って帰りたいですよね。
今回は、九州の各地域におけるおすすめの銘菓を3つほど紹介したいと思いますので、購入する際は参考にどうぞ。
丸房露
丸房露(まるぼうろ)は、佐賀の銘菓です。
寛永16年(1639年)の創業以来、伝統菓子を作り続ける老舗“鶴屋”の商品で、その歴史はとても古いです。
天和年間に鶴屋を切り盛りしていた二代目が、長崎の出島を訪れていたオランダ人から直伝されたものだと言われていて、製法を学んで佐賀に戻ったあと鶴屋で販売するやいなや、たちまち人気の菓子となったそうです。
また、柔らかくさっくりとした口溶けが楽しめるその味は、第8代・第17代の総理大臣を務めた大隈重信も大層気に入ったと言われていて、そこから各方面にも高い評価が広がっていきました。
熊本城 昭君の月
熊本城 昭君の月は、熊本が誇る銘菓です。
モッチリ甘い伝統菓子の朝鮮飴を、まろやかなホワイトチョコレートで包んだ新感覚の商品です。
名前の由来は熊本城の本丸御殿にある“昭君之間”で、ここの障壁画に描かれていた古代中国四大美人の1人“王昭君”をイメージしています。
また、もち米、水飴、砂糖で作った朝鮮飴を丸く形付け、コクのあるホワイトチョコレートでコーティングすることで、隣国に嫁ぐ昭君が明るい満月に照らされている情景を表現しています。
和洋折衷だからこそ広がりのある味わいは、甘さの中にも品があり、熊本城内でもっとも格式が高いとされる昭君之間とうまくリンクしています。
おたくさ
おたくさは、長崎の銘菓です。
おたくさという言葉は、文政6年(1823年)、長崎に渡来したシーボルトが、最愛の女性“お滝”さんの名前にちなんで命名した、アジサイの学名をいいます。
また、銘菓おたくさは、薄い生地を何層にも織り重ね、アジサイの花びらにかたどったパイ生地のクッキーであり、程良い焼き加減によるサクッとした軽い食感と、上品な甘さが楽しめます。
ちなみに、アジサイの花は、雨の長崎に似合う花として長崎の市花に認定され、地元の人々に親しまれています。
まとめ
ここまで、確かな人気を持つおすすめ九州銘菓を3つほど紹介してきましたが、いかがでしたか?
当店貴月でも、餃子や豚足、手羽先など、根強い人気を持つ九州グルメを多数提供させていただいております。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!