エビやカニなどの甲殻類に目がないという方は、決して少なくないでしょう。
食材としての存在感が強い甲殻類は、どんな料理にしても美味しく食べることができます。
また、九州では、味わい豊かな甲殻類が多数水揚げされています。
今回はその一部を紹介したいと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
岬ガザミ
岬ガザミは、大分のブランドガニです。
豊後高田の香々地の沖合で獲れるワタリガニで、緑褐色をした体は20cm前後と大きく、その大きな体には甘味のある身がぎっしりと詰まっています。
年間を通じて獲れるものですが、春に食べるのであればその時期身が詰まっているオスの岬ガザミがおすすめですね。
また、地元では、秋のお祭りに大鍋で作ったカニ汁を振舞うこともあります。
その他、焼きガニや茹でガニ、ほぐした身をふんだんに使用したカニチャーハンとして食べるのも人気です。
竹崎ガニ
竹崎ガニは、佐賀のご当地ガニです。
有明海の良質なプランクトンで育ったワタリガニの一種で、オスの旬は7~11月、メスの旬は12~5月と、1年中楽しめるのが魅力です。
甲羅は横長の菱形で、大きいものは甲羅の幅が30cmにも達し、有明海の国道にはカニと温泉を看板にした旅館が並びます。
また、夏場は脱皮したての柔らかなオスを甲羅ごとから揚げに、冬場は卵と味噌が詰まった濃厚なメスを塩ゆでにして食べるのが美味しいですね。
ちなみに、冬場のメスは、味噌がついた甲羅に熱い日本酒を注いで、“甲羅酒”を楽しむこともできます。
お酒好きの方は必ず押さえておきましょう。
熊本の車海老
九州には車海老の産地が多く存在しますが、熊本もそのうちの1つです。
有明海や八代海に生息する活きの良い天然車海老は、漁獲量が非常に多いです。
また、養殖も長い歴史を持ち、日本有数の生産量を誇っています。
熊本の天然車海老は、大ぶりで甘味があり、プリプリとした食感が最大の特徴で、刺身や塩焼き、天ぷらやフライとどの料理にしてもその美味しさを堪能できます。
ちなみに、熊本では、県産水産物のイメージアップを図ることを目的として、平成元年(1989年)12月に車海老を“県の魚”に制定しています。
まとめ
ここまで、九州の味わい豊かな甲殻類を厳選して紹介してきましたが、いかがでしたか?
当店貴月でも、“天使のエビフライ”や“天使の海老湯葉巻揚”を始めとした、甲殻類を使用した料理を提供させていただいております。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!