数ある福岡グルメの中でも1、2を争う知名度を誇る“もつ鍋”は、牛または豚の小腸、大腸といったいわゆるホルモンを主原料とする鍋料理です。
また、全国には、各エリアの独自性を持ったホルモン料理がいくつか存在します。
今回は、中でも特におすすめのご当地ホルモン料理を紹介したいと思います。
気仙沼ホルモン
気仙沼ホルモンは、宮城・気仙沼市を中心に食べられる豚のホルモン料理です。
生の豚のもつ(小腸、大腸、ガツ、ハツ、レバーなど)を味噌ニンニクダレに漬け込んで焼いたもので、ピリ辛の味付けが食欲をそそります。
また、千切りキャベツにウスターソースをかけたものを、焼いたホルモンとあわせて食べるのも特徴の1つです。
その昔、気仙沼市には食肉処理場があり、戦前から豚のもつを食べる習慣があったと言われていて、2007年からは“気仙沼ホルモン祭り”というイベントも開催されるほど、地域に根付いたご当地グルメとなっています。
厚木シロコロホルモン
厚木シロコロホルモンは、神奈川・厚木市のご当地ホルモンです。
一般的にホルモンとして売られているものや、店舗で提供されるものは、腸を割いて平たく薄くしたものが主流です。
一方で、厚木シロコロホルモンは、豚ホルモンの柔らかい大腸のみを、割かずに管状のまま、脂身を適度に付けた生の状態で提供します。
網焼きすると外側の皮が収縮し、コロコロになるのが特徴で、主に味噌ダレを付けて食べます。
また、このホルモンは、B級グルメのNo.1を決める大会である“B-1グランプリ”の第3回大会(2008年)において、優勝を果たしています。
塩ホルモン
塩ホルモンは、北海道・旭川市が発祥のホルモン料理です。
塩ベースの調味料に漬け込んだ豚のホルモンで、炭火を使用し、七輪などで焼いて食べるのが一般的です。
旭川市内の店舗では、焼く際にガーリックパウダーをふりかけ、味付けすることもあります。
また、古くから養豚業が盛んなこともあり、同市内には多くのホルモン専門店が軒を連ねています。
北海道のソウルフードであるジンギスカンとともに食べられたり、ラーメンに塩ホルモンをトッピングした“モルメン”という形で食べられたりすることもあります。
まとめ
ここまで、全国の独自性を持った美味しいホルモン料理を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
福岡のもつ鍋でホルモンにハマったという方は、ぜひ他地域のご当地ホルモン料理も食べてみてください。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
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