全国的に知名度が高い九州のブランド牛といえば、佐賀牛や宮崎牛などが挙げられます。
また、これら以外にも、九州にはあまり知られていないブランド牛が数多くあります。
それらは知名度があまり高くないだけで、前述の有名な牛と比べても、味に関しては引けを取りません。
特におすすめのものをいくつか紹介します。
筑穂牛
筑穂牛は、福岡・飯塚市の旧筑穂町で育てられているブランド牛です。
小倉牛と並ぶ県内最古のブランド牛で、長崎や佐賀、宮崎で黒毛和種の仔牛を買い付け、独自の飼料・肥育方法でじっくりと柔らかな肉質を作り上げます。
繊細なサシが入る肉は、ほんのりと優しい薄紅色をしていて、その脂は甘く、舌の上に乗せるとたちまちとろけます。
ちなみに、筑穂牛として認められるためには、福岡嘉穂農業協同組合、筑穂支所管内に住所があり、なおかつ統一のオリジナルブレンドの基礎配合飼料を与えなければいけません。
湯布院牛
湯布院牛は、大分のブランド牛です。
小さな食肉店からスタートした“株式会社まるひで”が運営する“ゆふいん並柳牧場”で提供される、肉質等級4級以上の牛であり、“豊後湯布院牛”と呼ばれることもあります。
自社牧場ならではのキメ細やかな肥育によって育てられた牛は、美味しい牛肉の3要素である“うまみ”、“サシ(霜降り度)”、“香り”が絶妙なハーモニーを奏でていて、こちらは湯布院の生産者の情熱が注がれた証です。
ちなみに、大分では、市場に出回るすべての牛の飼料成分を明記した“資料給与証明書”が発行され、安全性の徹底管理が行われています。
華鶴和牛
華鶴和牛は、鹿児島のブランド牛です。
鹿児島和牛は、2017年に行われた“全国和牛共進会”で団体1位を獲得し、日本一に輝きました。
中でも華鶴和牛は、県内でも有数の畜産地域である出水市のJAが平成17年度に商標登録したブランド牛で、年間出荷頭数は500頭と希少価値の高い和牛です。
その霜降りは濃厚で、非常に舌触りも良く、口の中で噛む前にうまさが溶け出し、とろける食感がたまりません。
ステーキや塩焼きにして食べると、その美味しさがダイレクトに味わえます。
まとめ
ここまで、あまり知られていない九州のブランド牛を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
九州に訪れた際に、前述のブランド牛を現地で堪能することで、少しだけ各エリアの通になれるでしょう。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!