今やビールと並んで、代表的なアルコールメニューの1つとなっている“ハイボール”。
近年は“とりあえずビール”ではなく、“とりあえずハイボール”という頼み方をする方も増加しています。
今回は、そんな代表的なアルコールメニューの1つであるハイボールの語源、歴史、特徴などについて解説します。
ハイボールの語源について
ハイボールは、ウイスキーを炭酸水で割ったカクテルの一種です。
またハイボールの語源は、イギリスのゴルフ場のカウンターで起こった出来事だと言われています。
カウンターでウイスキーを飲んでいた方が、急に自分の打つ番が回ってきたことを知らされ、慌てて近くにあったチェイサーにウイスキーを入れて飲んだところとても美味しく、そこに偶然ハイ・ボール(高く打ちあがったゴルフボール)が飛んできたことから、ハイボールと呼ばれるようになったという説です。
これは、国産ウイスキーの元祖である“白礼”を生んだサントリーの公式サイトでも、もっとも有名な説だと解説されています。
ハイボールの歴史について
日本でハイボールが普及した理由は、サントリーが1951年に販売を開始したトリスウイスキーを定着させようと、“トリスウイスキーのソーダ割り”を開発したことです。
ただその後、チューハイブームなどによって、ハイボールの人気は1度下火になってしまいます。
これに危機感を覚えた各ウイスキーメーカーは、ハイボールの“渋い大人のお酒”というイメージをなくし、“若者のための飲みやすいお酒”というイメージを付けるためのプロモーションを行いました。
ジョッキで提供されるようになったのも、そのプロモーションの一環だと言われています。
このような動きによって、ハイボールの人気は復活し、現在の地位まで上り詰めたのです。
ハイボールの特徴について
ウイスキーは、アルコール度数が40度を超えるお酒であり、強い苦みと独特な香りがあります。
したがって、そのままでは決して飲みやすいお酒とは言えませんが、ハイボールはウイスキーを炭酸水で割っているため、マイルドで非常にスッキリとした味わいとなっています。
ちなみに当店貴月では、ジムビームハイボールや角ハイボール、メーカーズクラフトハイボールなど、さまざまなハイボールを提供させていただいております。
まとめ
ここまで、ハイボールの歴史と特徴について解説してきました。
ハイボールはスッキリした味わいのアルコールメニューのため、揚げ物や焼き物など、味の濃い料理との相性は非常に良いです。
福岡市南区や春日市で居酒屋をお探しの方は、骨折り餃子がおススメの当店貴月に是非ご来店下さい。
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