ご当地ラーメンの中には、そのエリアの地名をそのまま付けたり、具材や味の特徴を名前に入れたりしているものが多いです。
ただ、中には名前だけで味が想像できない、とてもユニークなネーミングセンスのご当地ラーメンも存在します。
今回は、特に変わった名称のご当地ラーメンを3つほど紹介しましょう。
地獄ラーメン
地獄ラーメンは、北海道のご当地ラーメンです。
元祖と呼ばれる店舗は全国に多数存在しますが、登録商標を有していたのは、北海道・北広島市に位置する“元祖地獄ラーメン”です(現在は閉店)。
エリアにより多少異なりますが、スープには唐辛子を用いた辛味噌が使用された上で、さらに唐辛子パウダーが加えられます。
よって、見た目は唐辛子の色で真っ赤です。
また、唐辛子パウダーの入った容器が別添えされ、自身の好みの辛さに調節できる店舗もあります。
非常に辛いラーメンですが、鶏ガラや豚、野菜などから取ったコクのあるスープと合わさるため、奥深い辛さが堪能できます。
太宰ラーメン
太宰ラーメンは、青森のご当地ラーメンです。
五所川原市・金木町は、あの有名な文豪・太宰治出生の地であり、同町にある“観光物産館マディニー”では、その名を冠したご当地ラーメンが提供されています。
特徴としては、太宰が好きだったという“根曲がり竹”という山菜と、たくさんのワカメが入っている点が挙げられます。
優しい醤油味の中華そばであるため、素材の味が良く生き、根曲がり竹のシャキシャキとした食感も楽しめます。
また、この物産館では、同じく太宰の大好物だったという納豆、筋子を和えてご飯に乗せた“太宰丼”も提供されています。
UFOラーメン
UFOラーメンは、石川のご当地ラーメンです。
能登半島の付け根に位置する羽咋市は、古くからUFOの目撃情報が多いことで有名であり、それを模して作られたのが当ラーメンです。
具体的には、UFOの円盤状の皿に盛られた冷やしラーメンで、錦糸卵やハム、カニカマ、ワカメ、クラゲ、火星人に見立てたイイダコなど、数々の具材がトッピングされています。
ラーメンというよりかは冷やし中華に近く、酸味の効いた味わいが食欲を増幅させてくれます。
まとめ
ここまで、ユニークな名称のご当地ラーメンを3つ紹介しましたが、気になるものはありましたか?
ユニークな名前と、しっかり計算されて作られた本格的な味わいとのギャップを、ぜひ堪能していただきたいと思います。
福岡市南区でラーメン屋をお探しの方は、麺や貴月に是非ご来店下さい。
スタッフ一同、真心を込めてお迎えさせて頂きます!